味の素、8年ぶり税引き後利益赤字に

味の素は2日、2009年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、税引き後利益が08年11月に予想した50億円の黒字から、90億〜130億円の赤字に転落すると発表した。

 税引き後赤字は01年3月期以来、8年ぶり。

 ブラジル子会社の金融取引を巡り、約100億円の為替差損を計上するなどしたためだ。

 世界的な景気後退の影響で、家畜用飼料に混ぜるアミノ酸の価格下落や、電子部品向け材料事業の不振も響いた。

 売上高も11月時点より450億円減の1兆1950億円、営業利益は100億円減の400億円に、それぞれ業績予想を引き下げた。

読売新聞

そんな赤字でやっていけるのだろうか。