パキスタン:銀行前で自爆テロ 22人死亡、30人負傷

 【ニューデリー栗田慎一】パキスタンの首都イスラマバード近郊ラワルピンディで2日、国営銀行支店前にバイクで乗り付けた男が自爆した。警察などによると22人が死亡、30人が負傷した。当時、銀行前には給料を引き出すため民間警備会社の警備員ら約70人が列をつくっていた。治安当局は反政府武装勢力によるテロとみている。

 自爆犯はこの警備会社員と同じ制服を着ていた。同社は政府の委託を受け、検問所や重要施設の警備などを請け負っていた。

 反政府武装勢力のテロ攻撃は、軍関連施設だけでなく、大学や市場など市民生活にかかわりの深い場所に拡散している。この日の現場はホテルや銀行、商店などが入居するビルの手前で、多くの通行人も巻き添えになった。

毎日新聞

テロは毎日起きているんだね。