「赤塚会館」に記帳240人 親子連れや高校生

 漫画家の赤塚不二夫さんが2日死去したのを受けて、東京都青梅市の青梅赤塚不二夫会館には3日、記帳台が設けられ、猛暑の中、ファンらが続々と訪れた。

 同館前で、2人の子どもと一緒に「シェーッ」のポーズをして記念写真を撮っていたのは、東京都東村山市のミュージシャン、荘田潤一さん(36)。「覚悟はできていたが、次の作品がないということは寂しい」と言って、花を手向けた。

 「ナンセンスなギャグだけど、読みやすくて飽きが来ない」と赤塚作品のファンになった高校生の関口正篤さん(17)は、神奈川県秦野市から来た。「たくさんのキャラクターを作り出した赤塚さんは偉大な人でした。こんな人はもう出てこないかもしれないと思うと残念です」と悼んだ。

 同館によると、この日は通常の休日よりもかなり多くの来館者があり、約240人が記帳をしたという。

共同通信

バカボンよ、永遠に…。