大俵

重さ3トンの大俵を、はちまきを巻いた男たちが紅白に分かれて引き合う、新春の風物詩「大俵引き」が12日、福島県会津美里町で行われ、約130人が威勢良く綱を引っ張った。

 安土桃山時代会津領主・蒲生氏郷(がもう・うじさと)が初市を祝って行ったのが始まりで、約400年続く祭りは、直径3メートル、長さ5メートルの大俵を3回勝負で引く。赤の商工関係者が勝てば商売繁盛、白の農業関係者が勝てば豊作の1年になるとされる。

 今年は、2対1で赤が勝利。参加者や観客は「商売繁盛だ」とわき上がった。

(2008年1月12日20時24分 読売新聞)

中に何入ってるんだろう。