粘り強く転職します

【西武2−9ソフトバンク】スコアボードの9回表に「3」が刻まれると、一塁側のファンは一斉に席を立った。終わってみれば7点差の大敗。伊東監督は「誰がいい悪いでなく、残り6試合を前向きに戦うしかない」と悲そう感をにじませた。

 ミスで主導権を渡した。先発の西口が初回2死から三塁・中村の失策をきっかけにズレータに27号3ランを献上。結局、西口は5回2/3を6失点(自責3)で降板した。打線は8安打ながらすべて単打で2点だけ。4点を追う8回は2死満塁と一発同点の好機をつくったが、中村が空振り三振に倒れた。

 手痛い敗戦を喫した試合後、首脳陣は打撃で開幕ダッシュに貢献したG・G・佐藤と中継ぎ右腕の正津の昇格(佐藤、岡本が2軍落ち)を決定。伊東監督は「気持ちを切り替えてやるしかない」と自らに言い聞かせた。

(2006/9/19 スポニチ)

楽天は?どーなの?