フリー打撃

巨人の上原浩治投手(32)が14日、フリー打撃に初登板。打者相手に初めての投球となったが、内容よりもこの時期に投げられる喜びをかみしめながらの登板だった。

 マウンドに上がった右腕が気持ち良さそうにテンポ良く投げ込む。ここ4年間本塁打を打っていない村田善には21スイング中4本、阿部にも23スイング中2本のサク越えを許すなど内容はいまひとつだったが、上原は笑顔で53球を振り返った。

 「今日は真っすぐしか投げてないし、遊びだよ。今日は楽しめた」

 昨年の今ごろは、ランニング中に古傷の右太ももを負傷。それをかばって3月には左太ももまで故障し、開幕に間に合わなかった。だからこそ投げられる喜びがある。

 原監督は「投手陣の柱?異議なし」と絶対の信頼を置く。ケガさえしなければ問題ない。「実戦はこれから」と語る右腕の調整は、今後本格化していく。

デイリースポーツ

あれ?上原はメジャー行かなかったんだっけか。