ガス湯沸かし器

ガス器具メーカーのハーマン(大阪市)製の開放式小型湯沸かし器で1996年から05年に北海道、兵庫県、愛知県で3件のCO中毒事故が起きていたことが13日、分かった。

 いずれもリンナイが9日に公表した5件の事故と同様に、高い安全性を持つとされた不完全燃焼防止装置付きの機種。経済産業省によると、同省が把握している中で、96年の北海道での事故は同防止装置付き機種で初の事故。ガス会社がメーカー側に製品改良を働き掛けるきっかけとなった重大事故だったが、ハーマンはこの事故を公表しておらず、消費者の安全確保の観点から企業姿勢が問われそうだ。

 一連の事故は不完全燃焼後に再点火操作を繰り返すことで、すすがたまり不完全燃焼防止装置が働かなくなったことが原因とみられている。

 ハーマンではこの欠点を改良するため、98年から同タイプの全機種で再点火防止装置を導入。3件の事故では再点火防止装置は付いていなかった。

2007年02月13日 西日本新聞

 今頃焦ってるのは、どこの会社かな??