イン・ザ・スープ

米インディーズ映画話題作が12年ぶりに日本で再上映


米インディーズ映画「イン・ザ・スープ」が12年ぶりに日本再上映©film voice inc.
 独立系映画の祭典、米サンダンス・フィルム・フェスティバルでグランプリを受賞したインディーズ映画「イン・ザ・スープ」が公開15周年を記念して再上映される。劇場はシアターN渋谷(渋谷区桜丘町、TEL 03-5489-2592)、配給はフィルム・ヴォイス。

 1992年に同フェスグランプリ、日本では94年に六本木「シネ・ヴィヴァン」(99年12月に閉館)で12週間のロングランを記録した話題作。ニューヨークで映画監督を夢見る青年アルドルフォを個性派俳優のスティーブ・ブシェーミさんが演じ、同作で注目されたアレクサンダー・ロックウェル監督が脚本も務めた。

 舞台はクリスマスのNYイーストビレッジ。隣人の美女に思いを寄せるアドルフォはふとしたきっかけで謎の男、ショーに出会いさまざまな事態に巻き込まれていく。物語には途中、最新作「ブロークン・フラワーズ」でカンヌ映画祭グランプリ(審査員特別大賞)を獲得した若き日のジム・ジャームッシュ監督も友情出演している。

 再上映は、同作で製作総指揮を務めた鈴木隆一さんの声掛けで決まったという。「15thアニバーサリー・オリジナルカット」として音声や映像にアレンジは加えず、公開当時のオリジナルフィルムをそのまま上映する。レイトショーのみで、上映は21時20分〜の1回。年明けまで公開される。

 初日の同23日は、鈴木さんをはじめ、作家でイラストレーターの安西水丸さんらがトークイベントを行う。(映画「イン・ザ・スープ」より©film voice inc.)


シブヤ経済新聞より
 私にはわからないけど、きっと懐かしいんでしょうねぇ。