小泉総理も羨む孝太郎

 好青年役のイメージから脱し、フジテレビ系ドラマ「不信のとき」(木曜午後10時)で、ヒロインの主婦・浅尾道子(米倉涼子)に横恋慕する若い一流書道家・近藤慶を演じ、新境地を見せる俳優、小泉孝太郎(28)。東京・シブヤ西武B館ではドラマの世界を再現した「『不信のとき』書道展」(10日まで)が開催中だが、芸能通の父の純一郎首相(64)からの“お墨つき”は−。

 書道展は劇中に使用された作品約110点を展示。5日には、孝太郎と米倉がドラマ衣装の和服姿で出席した特別イベントも開催されたが、報道陣との質疑応答で、孝太郎は「親父もドラマを見ています」と語り、知られざる首相の素顔を明かした。

 「『お前は涼子ちゃんのような美人とキスできていいな』といわれた」と、告白すると、隣の米倉も苦笑。また、不倫を描いた作品については「息苦しいドラマだな」とストレートな感想を言われたという。

 バツイチの首相には、やはり“夫婦の危機”を扱ったドラマはリアルすぎるのか。それはともかく、息子の仕事への評価はなかなか厳しいようで、演技について、孝太郎は「ほめられたことがない」と明かした。

 ただ、親子の共通点は意外にも書に表れているらしい。この日、孝太郎は、書道指導を担当した東京学芸大大学院生の江島史織さん(24)に初めて書を見せた際、「お父様のポスターと同じですね。おおらかでせっかち」と評されたというエピソードも披露した。

 ドラマは21日の最終回に向け、いよいよ佳境へ。前日の20日に控えた後任の自民党総裁選は、安倍晋三氏の独走で盛り上がりに欠けるが、首相を退く父にとっては、息子の演技に目を光らせる機会がますます増えそうだ。

ZAKZAK 2006/09/06

 素直な意見ですね。しかし、米倉さん、なんで最近こーゆうのばっかなの?